築地の朝市に出ていたパノコのオーガニックコットンの端切れを安く買い、持ち帰っていたので、それでスカートとブラウスを作ろうと裁断し、しつけで下縫いしてみると、とても手にやさしく何とも言えない感触。確かに他の布とは全く違うのです。手に触っていたい。とうとうミシンを使わず手で縫い上げた。
面倒くさいという気にならず、縫い終わってもまだやっていたくて、ブラジャーや他?を作った。
そのうち、なんでブラジャーなんているのかこれでいいのだ、という気になって、円形に布をきって、カミソルの内側に縫い付けた。すべて、身に着けてみたら、他のものがもう余計なものに見えて来た。からだに優しい、呼吸しているという感触は新鮮です。赤ちゃんに着せたい素材だなーと思う。
ついでに「パノコ」の精神を紹介します。オーガニックコットンといっても生産地の子供達を使って安い、ただ同然の労働力を使って生産したりしないという、生産の裏側まで理念を貫いてオーガニックにこだわっています。 2011年4月27日