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オオニシ恭子の薬膳日記

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薬膳日々

YOUTUBEで「森と海をつなぐ日本の再出発」という日本再生のシンポジュームというのを聞いていたら「オークビレッジ」の稲本さんというひとが企画したらしく、震災の被害にあった気仙沼のカキの養殖のひと、黒姫に住む英国人だけれど日本に帰化したひと、国土計画に関わった人などの意見を聞いていると、どの人も日本の森をとりもどせば、川も海も生きかえり,燃料も木でまかなえるといっている。稲本さんといえば、私がまだ日本にいたころ、会った事がある。私も若かったが、まだ若く、都会から飛騨だったかオークで家具を作りにいく、ということで私も興味をもった。その頃わたしも都会生活を止めて田舎に住もうと田舎の場所を物色していた。そしてオークビレッジを是非尋ねてみたいと思っていた。そうならずに欧州へきてしまったのですが、稲本さんはそれからずーと木にかかわって、木の仮設住宅がいかによいかを説明し、杉はいくらでもありすぐ育つからその利用としても良い、木は食べる事もできるんです、と熱烈に話している。彼は37年前に山に入ったと言っていたがまさしくわたしが会った時はその直後であった。その時知らなかったが、彼は原子物理学者をやった後に、一転木工になる事になったという。
稲本さん「人間は付属栄養生物で今生きる事のあり方を考えなければならない。」
「文明とはなんなのか。」
「37年前、原子物理学をやめて木工やるなんて気が狂ったのかといわれた。森のないところが森になった。に本こそ今世界に新しい生き方を示す機会だ」
畠山さん[海は森から流れてくる水で豊かになる。森は海の恋人である」
「アムール川(中国とロシアの間を流れるがオホーツク海にながれ北太平洋に流れそれが三陸沖に流れてくる。それが鉄分(フルボ酸鉄)を運んでくる」
「日本復活は森と川と海の関係をよくすることしかない」
「被災にあっても気仙沼ではだれも海や津波を恨んでいない。海がなければ生きれないとおもっているし、その海をよくするには塩水だけでは生きれなく森がはこんでくるものが海を豊にする。津波の後も調査の結果、海は何もかわっていなく、牡蠣も海藻も健在だったという事に驚いている。」
「日本の木をどうやって使うかです」
ニコルさん「日本の放置された森に光をいれ風をいれれば,花が咲き、虫がくる、そして鳥が来て種をおとす。そして野生の動物もどってくる。」
「水は森の母です。」「日本の北には流氷があり南には珊瑚礁があり、すばらしい文化がある。
「人間の半分は海から、半分は森から」
「人間は森に住むべき」[日本は経済大国でなくていいじゃないか」
大熊教授「大防潮堤にたよりきったのはよくなかった。」
[明治以降の近代化をみなおす、われわれは覚悟が必要だ、自然とどう共存できるか」
「森と海をつなぐためにダムを壊さなければならない」「決して
「東京に電気をおくるために装置を作った場所では電気がない。水力発電歯決してクリーンではない。東京に電力をおくるために信濃川が死んでいる」
「景観を壊さないという事がだいじだ。スケールの大きすぎる物は何かが起きると手におえない」
本衆議院議員高見さん「神戸震災のとき、何が起きているか何処にも伝えられなかったし、また政府から被災者へのお金がでなかった」[世界で再生化エネルギーになっているが、日本は全くあがっていない」「原子力をまったくつかわなければ1980年に戻るがなにか不自由があったろうか」
[原子力マフィア、、、」

”自然と共存するためにそのように価値転換をしていけるのか”
*先ず山に入って見える範囲の生活をしよう。木は届く範囲の資源だ。(稲本さん)
*森は平均2度涼しく、夏は16度、冬は逆に平均2度暖かい。責任をとる、弱いものを守るという
 武士道をとりもどす、ライフスタイルを変えよう
 あらたな技術で江戸時代のリサイクル哲学を生き、自給自足ができる。(ニコルさん)
*東京が信濃川を犠牲にし、福島を犠牲にしているという事を知ってほしい。
 見落としているところをトップはキチンと認識し態度をかえてほしい。(大熊教授)
*[原子力マフィアに組み込まれている状況を批判していかねばならない」(高見さん)
*「生きる事に必要なのは火と水、山にいながら電気に頼りすぎて、いざとなるとなにも焼くにたた
 ない事を経験したので、今は廃材を使っている。エネルギー問題を考えなければならない。(畠山 さん)
*自然と共存する智慧を先祖に學ぶ。
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限りなく考えさせられた。2011年12月23日
by kyoko-yakuzen | 2011-12-23 07:58