オオニシ恭子の薬膳日記

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薬膳日々

 食事中の話題に気を使っていない人が多いなーと思います。食事中に体調についての話が多くなりがちですが、便秘のこと、タンがつまった、などなど話題にされると聞いているだけでもうんざりしてきますが応答したりしてどんどん深みにはまって食事が台無しとなることがあります。政治の話や、思想的な話も避けようと思っています。考え方が違うと、家族間でも消化に差し障りが出ます。ニューヨークの上等らしい日本レストランでニューヨーク在住側の[日本はもうだめで、アメリカはすばらしい」みたいな話をさんざん聞かされて政治の話までエスカレート、せっかくの塩釜焼きの味も、他に何を食べたのか覚えていないことを思いだしました。。
 ついでに思い出したのは、大きなイベント成功裡におわらせ、京都に泊まった次の朝、仲間が朝食中、ちょっとした感情のすれ違いで大口論をおこし、片方は泣き出す有様で間にはいって、せっかくの食事どころではなかったこともありました。そこの宿は朝食が豪華ですばらいいので利用したところでしたが。
 食事中は他の人のことも考えて、話題や振る舞いに注意したいものです。以前、家には7匹のねこがいましたが、7つの小鉢をお盆にのせて食事を出すとみんなお盆を囲って食べ出します。雄のゴルバチョフゴロちゃんは犬と育ったせいか犬を尊敬していたので食べ方も犬のようにガブッガブッと荒いのですが、あるとき風邪をひいていて、くしゃみをしながら食べるその様はいかにもきたならしいかったのですが、隣のハナちゃんというメスねこが頭にきた!というかんじで目がつりあがってゴロちゃんの頭をポカポカとなぐりつけました。ねこも食事中のマナーをもとめているのでした。 いわんや、わたしたち『いただきます』から『ごちそうさま』までの間のマナーというものがあってしかるべきですね。                      2010年1月15日
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# by kyoko-yakuzen | 2010-01-16 02:02

薬膳日々

 いままで何人の人のケアーをしてきただろうか。その度に食事はなおざりにできない, 野菜の力というもので生かされている、ということを痛感してきた。わたしたちのからだは傲慢な分だけ汚いということも知ってきた。無知だということを知る。         2010年1月13日

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 久しぶりに韓国の石鍋を出してきて白菜、じゃがいも、豆腐のポタージュを作った。ぬちまーす、醤油,トマトで味付け。体の心から暖まり、シンプルで微妙な味はステンレス鍋では決してでない「しょつる鍋」のような味がでて、Uさんは「何か魚をお使いになりましたか」と聞きました。おいしいものを食べるとなぜか、だれかに申し訳ないような気になり、まずい調理を食べると、野菜に申し訳ないような気になる。                     2010年1月14日
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# by kyoko-yakuzen | 2010-01-15 08:32

薬膳日々

 朝6時半出発、ロッテルダムへ行く。道路はスムースで9時半に着く。オランダに入ると雪景色で
電車はスムースでなく講習参加の皆さんは苦労して来たらしい。講習は『酸』について話し、レセピは玄米にサボイ混ぜ、ジネンジョのポタージュ、酢麩多、ジネンジョサラダ、米粉の杏ケーキでした。酢豚風を作ったのですが、豚という字を使いたくないし、セイタンのから揚げを使うのだから「麩」の方が正しく、いろいろな野菜を混ぜるので、『酢麩多」の命名レセピにしました。
 いつものように、講習後は歓談、アムステルダムから来ている人たちは電車がなくなると早く帰りましたが、9時過ぎまで歓談、来年はカルタ、百人一首とり、餅つきで薬膳新年会やろうともりあがり来月までといって散会。帰り道は凍っていてスピードは出せず、帰り着いたのは12時過ぎでした。
                                   2010年1月12日
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# by kyoko-yakuzen | 2010-01-14 06:09

薬膳日々

2010年が良い年でありますように祈ります。

 大晦日はそばを食べ、ブルージュのザンド広場に出かけました。そこには防寒着で着膨れした老若男女が身動きできないほど集まっていて、広場に仮設された舞台から聞こえるミュージックに合わし12時に向かいカウントダウンしながらダンスのように体を動かしていました。12時をまわった途端、ウォーという歓声とともに爆竹が鳴り夜空は花火に彩られ、人々は「ハッピーニューイヤー」といいながら周囲の人々とキスをしあう中に私はいました。

 1月1日は久しぶりの快晴で家にじっとしてはいられません。簡単に雑煮などいただいて、フランス国境近くのde Panneの海岸までドライブしました。
 日本にいれば神社参りとなるところですが、ベルギーでは新年の改まった気分になるには海がよいのか、海岸には結構人が出ていてカフェはどこも満員でした。さすが波打ちぎわまで行く人は少なく私は人影が視界に入らない波うち際で鉛色の海に向かって,新年の想いを新たにしました。
 波うち際の足元に生きているのかと思われるようなひとで、カレイの死骸、ムール貝、大小の貝が散乱しているのを見て、昨年の初夏海辺で見たものを思い出しました。

 その日はブラッセルでの講習の帰り道、高速道路は混んでいて、日はまだ高くブルージュに向かうのは刺すような西日に向かって走り続けなければならないのでじりじりする疲労感で早く帰り着きたいと思う気持ちと裏腹にどこかにドロップアウトしリフレッシュしたい気持ちもありました。ブルージュへの出口まで来て急に海が見たくなってそのままオステンド方向に向かいました。海に出れる所を降りて海岸へ出ました。日はまだ高く、海は鏡面のように鋭く反射して波は金属的な溶液を思わせました。水鳥が集団でいる所に忙しそうに歩いてくる一羽の異色の鳥、それはどう見ても鴨でした。海に鴨がいることがあるのかと不思議に思い、私は鴨の動きに目を奪われながら、来たであろう方向とこれから行く方向の謎を思いながら鴨の動きを追いました。水鳥には目もくれずただひたすら水たまりから水たまりへと走るように一心に鴨は歩き続けます。そしてやがて海に入りどんどん沖にむかっていきます。私は一時も目を離さず鴨を追っていたのですが、とうとう見えなくなって、何がおきたのか理解できないままその周辺や水鳥の群れの中を探しました。けれどもどうしても見当たらないので、波に呑まれたとしか思えません。飛び立ったとしたら私は目を凝らして見ていたのですから見逃すはずはありません。そう思いたくはなかったけれど海に呑まれたらしいことは疑いないことでした。群れにはぐれた鴨があせって自分の行くべき方向を失ってしまったのだろうか。しかし塩水である方向に行ってしまうのは何かが狂ってしまっていたのだろうか。その様子はもう尋常ではない速さでしたが、行くべきだと信じた方向にのまれてしまった鴨、、、。世界のどこかで、私たちの身近で、命ある個体、生きなければならないはずのものにとって何か生死にかかわる深刻なことが誰にも知られずおこっている、、、。 家にまっすぐ帰らず気まぐれにきた海岸でたまたまはぐれ鴨が海に消えててしまったのを見てしまった私はなす術もなくそこから去りがたく、いつまでも鴨の消えた海のむこうを見続けていた。海は何事も無かったように重たく、鋭く金属的な光を放ったままゆれていた。

 冬の日は短い。帰りはとっくに暮れて、高速道路を走る前方真正面に不気味なほど大きな満月が漆黒の夜空に、まるで漆のお盆に塗られた鈍い金色のように光っていました。
 今年はどんな年になるのでしょう。いろいろなことが起きて世界はまわっていますけれど、良いこと、幸多いことを祈ります。できる限りの努力をしていきましょう。                                               2010年1月1日

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 なんとまた、雪が降ったのです。珍しいこと、ベルギーに来てこんなに雪が続けて降ることはなかった。でも,もうすぐパリに行けなければならないからその支度で雪景色を楽しむ暇もありません。初級、上級、望診,のクラスのテキストをそろえます。手相の絵は手で書いた方が早いけれど、イラストレーターで描いててみた。時間はかかったができました。   2010年1月2日

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 今日は快晴ですが庭も道路も凍っていて夜は零下12度までいくとか。それでも明日の料理の撮影をパリでするための支度全部で5品が春のレセピだから、野草なんか使いたいけれど、凍り付いている今どうしようもありません。来年から室内で野草を育てていた方がいいな、と思いましたが、一応庭に出てみると、なんとたんぽぽとイラクサが凍り付いたまままだ残っていました。そっと折って解凍したら使えそうで、粉つけて揚げてみました。生命力の強さに驚くばかり、だから私はイラクサやタンポポを毎年よくつかうのです。             2010年1月3日

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 朝、車に荷物詰め込んで8時にパリに出発。気まぐれなカーラジオは今日は可動、コブクロを聞いた後はスーザンボイルにする。時間に遅れないようノンストップでバスティーユについて、撮影の準備をしました。1時にカメラマンのYさんと編集の方がきて、5点、キャロットケーキ、薬膳チップス、オニオンフライアプリコットソース、春のアラカルト、キャベツ餅撮りました。
今年の料理は体に良いというばかりでなく、見た目のインパクトに創意工夫をしようと思っています。                                 2010年1月4日

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 朝、10時の講習、皆さんと新年の挨拶をかわし、スタート。何を食べるべきなのかを話し、
料理講習。
  15時に第二ラウンドスタート。頭脳線の表す意味。食と脳神経の話
  18時のフランス人クラススタート。食と人相の話と料理講習
                                   2010年1月5日

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 朝、10時から上級の[癌1]に関し話と料理、午後は癌全般にかんしての症状を話す。終わって、ジネンジョ積んで、車は荷物だらけ。家に連れて行ってケアーすることになったUさんもアシスタントのYさんも荷物に埋もれてしまった。刺すような寒さで冷え込んでいる。ブルージュへの帰途は途中から雪、スピードを落として慎重に帰る。家に帰り着いたのは0時をまわっていた。
                                   2010年1月6日

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 芋粥をいただきました。玄米のおかゆにジネンジョ入れて、梅干しで味付け。
家の中から一歩もでないまますぎた。いない間に来ていた年賀状への返事とJ.O.Y.plus の発送。                                    2010年1月7日

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 連日冷え込んでいます。凍み豆腐を作るのによいので今晩豆腐を外にだします。冷凍庫で作った凍み豆腐を細切りごぼうと人参と一緒に煮てたべました。
                                   2010年1月8日

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 Uさんは一ヶ月続いた激痛が半減したという。なんと鎮痛剤でのんでいたカプセルの殻や薬らしきものががでてきたという。
灰汁抜きしていないごぼうの炊き込みご飯がおいしい。
                                  2010年1月9日


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 今日もこもりぱなし。オランダ人の友人はスケートツアーで忙しいらしい。
                                  2010年1月10日

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 Uさんに芋とケールの抱き合わせパスタを貼ったら2時間ほどして激痛があった。そのとき鎮痛剤の臭いがしたという。体内にある薬が出てきたと思う。
タジン鍋で炊いた南瓜,ジネンジョ、白菜がそれぞれの味を100%出しておいしく、調味料なしで十分おいしい。                          2010年1月11日
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# by kyoko-yakuzen | 2010-01-12 07:25