オオニシ恭子の薬膳日記

koyakuzen.exblog.jp
ブログトップ

薬膳日々

車の書類のことでブルージュの警察にいった。署内で長い事待たされ、駐車がきれてしまい、追加しに外へでた。警察所の前はすぐ見回りが来て少しでも切れていると罰金が厳しい。待ち合い室で待たされている間廊下をとおる警察官を眺めていた。女性の警察官や年配の警官がおおい。女性の警官はブルーの制服にカールしていない金髪がバサー!というかんじで肩に垂れていて、ちょっとした強面、ごつい編み上げ靴を履いていていつでも構えそうな動きで威圧感がある。男性の警官もたいがいは背が高く急がしそうに行ったり来たり、シンパテックな感じはないけれどオランダやパリの警官よりどこか優しさがあるような感じがする。「ポリス」というとなにか逮捕される覚えはないが、カフカの小説の中のような根拠のはっきりしない威圧感と緊張感をもってしまうのは私だけでしょうか。「規則に従って任務遂行に妥協のない立場」イメージがそう思わせるのかもしれない、とか潜在意識にある漠然とした『罪」の部分がさらけ出された時、「無罪です」と言い切れるものだろうか、それがなにかたよりなく自分を圧迫してくれる具体的な象徴がポリスと重なっているのだろうか、チカチカランプを点滅させて追いかけてくるポリスに停止を命じられて、自分を証明する書類をハンドバックから出さねばならない時の真空の時間は決して良い心地ではなく、その体験はあとあとまで体に記憶されているような気がする、、、など考えていたが、なかなか呼ばれないので[無視されているのではないか.忘れられているのではないか、、、」と立って聞きにいこうかと思ったら「あっちの部屋に行きなさい」と言いにきてくれた警官がいた。受け付けてくれた女性の警官は始め怖そうな顔でいろいろ質問していたが、次第に崩れて最後は「ここにサインして、ハイ終わり、さようなら」
と笑顔をみせてくれた。        2011年2月3日
[PR]
by kyoko-yakuzen | 2011-02-03 07:22