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オオニシ恭子の薬膳日記

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薬膳日々

始発の地下鉄で新宿駅へ。新幹線のチケットをマシーンで入手して品川から新大阪へいく。約束より30分早くついて,駅構内でぶらぶらし、Mさんとあって,大和八木の古民家再生プロジェクトの事務所へ行ってIさんと会う。他のメンバーの方達を紹介されて、事務所自体の物件を見せてもらって借りる可能性に関して説明を受けるが今すぐとはいかない。
他所で他の建築家の方を紹介され,明日大和郡山の町屋の空き家がたくさんあるというところを案内してもらうことになる。
Mさんと長谷寺駅に向かって、Yさんが見つけてくれた物件を見にいく。
長谷寺駅をおりて、荷物を駅前に預け、階段を降りていく.かなり下ったところから長谷寺に通じる道の途中の酒屋さんが大家さんで、酒屋に入るとご主人がまちかまえていた。早速酒屋の裏の家へと小道を入って案内してもらう。庭をみながら、「駅からかなり下りましたが大雨が降るとどうなるのでしょうか」と気になったことを聞くと、「裏山にはコンクリートの支えがしてあります。マーこの家は10年前のものだから、ここ100年は大丈夫だったということで、、、」何ともいえないというかんじだった。今時誰も絶対大丈夫ですと言えないのは納得できるが,さらに「表通りは川のよう煮なりませんか」と聞くと「ここは流れる途中で下の町は湿っています。ここは途中ですね」という。
家は昔懐かしいふるい玄関からはいると、和の作りに洋風家具がおいてあって、明治大正時代のようなかんじ、ご主人が「家具は雨後ガスのが大変だからよかったら使ってください」という。家具を一から買わなければならなくなっている状態だからある物を使わせてもらう方が都合もよいかもしれないと思う。2階は畳の部屋が3間、8畳の部屋には床の間もついている。廊下の向こうが裏山。なんだかとてもいい感じですぐ入居可能だという。Yさんが写真を送ってくれた時から何となく決まっていたような気がしていたから、実際見ても、なんとなくここかな、ここでどのように暮らせるかと想定している。しかし,即答は避けた。
表通りの小さなスペースも使ってよいらしいし、大家さんがやっているそば屋さんを見せてもらった.そこの庭も家屋も超素敵でした。その2階には棟方志功の商品のコレクションがあったり興味深いものがあった。大家さんは文化的な人で,話もおもしろかった。
すっかりくれて,周囲を見ることなく駅まで車で送ってもらって奈良に行き、駅の近くのホテルにチェックインし、Mさんが探してくれたベジタリアンのレストランにいく。
休日だったが特別にあけてもらって、いろいろだしてくれたオーナーは音楽家と針灸師で、やがてスペインだかポルトガルへいきたいのだそうで、ここの店を引き継ぎませんかという話にまでなってしまった。改めてみると広くてゆったりとしたカウンターだった。
台湾風、魚もどき、鶏肉もどきがおいしかった。
これってどうやって作るのですかと聞くと湯葉をつなぎに大豆で、という。
2012年12月2日
by kyoko-yakuzen | 2012-12-02 03:27