オオニシ恭子の薬膳日記

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薬膳日々

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Mさんの新車が届くのと同時くらいに、S氏が吉野の紙の攻防に案内してくださると言う連絡が入り、車の方が策にくるはずだと待っていた。果たしてほとんど同時で、車の説明を聞いている間,S氏を待たしてしまった。車は深いモーブ色、Mさんは使い方の説明を受けている。私はジョジョになれていくしかない。オートマだと言うことと,運転席が逆だし、当分しない方がよいと思っている。
お待たせしたS氏のご親切にあまえ、思いがけず吉野まで行く。奈良の優しい山々の稜線をみながらトヨタ、クラウンのデラックス車は細い山道を器用に上ってたどり着いたところは古い家で、紙の工場のイメージとはほど遠く農家に入っていくような感じだった。攻防も所狭しと者がおいてあって画,玄関に皮を向いたきれいな木肌を出していた木の束が立てかけられていた。紙の原料に違いないと思った。
進められておくに入るとそこには打つくし紙が重ねてあり,中に黄色やピンクの紙がありそれを見た瞬間,草木染めの紙に違いないと思った。以前yっていた草木染めのその色が全く同じ感じだった。やがて、若奥さんらしき人が紙の説明をしてくれたがやはり,桜の皮で染めたサーモンピンクの和紙、アケビで染めた黄色和紙など目を奪われた。少しきなりの和紙とコウゾの皮入りの渋紙のような紙を組み合わせて,玄関の間に続く11枚の板戸に貼る分を買うことにした。なんでも皇室に献上しているいという紙屋さんで、奈良でも有名なところらしい。材料を育て,切って煮て、染め,行程を全部伝統的手法で一枚一枚しあげているというので、私が使うにはもったいないとおもったが、こんな素晴らしい紙にであったのだからやはり使わないなんてない,という方が強かった。しかし、S師が引っ越し祝いだと,気前よくプレゼントしてくれてしまった。どうしよう、そんな、と思っているうちに過分なものをいただき、益々、下手な絵を描けないな,どうしようと、かっかしてきたら,紙屋のお父様が出ていらして,巻物など見せてくれ,何を間違えたか、私に「どうぞ,長く生きて。よい作品を描いてください。」と二度いわれた。なにか大家とまちがえられた気配だが、『いいえ,ちがいます」ともいえず、「はー」と恥ずかし笑いをいた。MさんもS氏も黙っていた。ここにはそういう人しかこないのかもしれないし、私は和服をきていたからかもしれない、しかし、こころのなかで、「ひょうたんから駒,そうしてみたい」と思ったのでした。最高の和紙に目をうばわれて居るうちに暗くなって、S氏に送ってもらってかえりましたが、さて,どのように描いたらよいかと緊張してしまいました。
30日
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by kyoko-yakuzen | 2013-01-30 01:00