オオニシ恭子の薬膳日記

薬膳日々

Fさんがきて一緒に年越しそばを食べる。ジネンジョ、南瓜牛蒡の天ぷら、隠岐の島のあらめ、モヤシの味噌和え、キムチ、緑豆の納豆のからし合え、メカブと白菜のバルサミコあえ、タピオカオレンジ蒸しを食べて、アニメを見て、花火が上がる広場にいく。２０１０年１２月３１日

薬膳日々

３０キロ行けば国が変わってオランダだ。ちいさな町スラウスにちょっとハーブを買いに行く。
ブルージュでは雪はほとんど溶けているというのに、スラウスではちょっと裏通りはまだ雪が多くのこり、運河は凍っている。距離的には大して離れていないのにずいぶん違う。　２０１０年１２月３０日

薬膳日々

小雨が降っている。
部屋をかたづけ洗濯をして、一日が暮れていく。一年も暮れていく。　２０１０年１２月２９日

薬膳日々

NYから電話。雪が吹雪いているという。昔知っていた前衛アーテイストのSさんが亡くなったという。
そしてその前妻の方が手首の骨が腐る病気で苦しんでいるという。
町の広場にある郵便局へ行く。広場にはスケート場が出来ていて、その周囲はクリスマスマーケットが並んでいる。冷える路上でピタやソーセージ、をたべながら、ビールやワイン、コーヒーなど飲んで歓談している人々の間をぬってメインストリートにでると、暮れのショッピングはどこも人でごった返していた。新しい食器や料理器具、テーブルクロスなど、人生の演出にはお色直しをしたくなる事もある。
暖房の上で発酵させようとしていた粉がうまく発酵しないので、イーストを探したがどこにもなかった。仕方なくドライイーストと重層の混合をかってきて、シナモンロールを作ってみた。美味しく出来た。　　　　　２０１０年１２月２８日

薬膳日々

いろいろな人の人生があって、時々集って、それぞれがうまく行っている話、うまく行っていない話をそれぞれがして、それぞれが聞いて意見をいったりして、思いやったり、同調したり、同調しなかったりしながら、食べて、眠って、、、過ごすのはお互いの日常の奥にある人生観がより自然に現れてくる。喫茶店に入って何時間話してもでてこないものだ。
人生の価値観の共通性のある人々ならば良い時間のシェアリングができる。けれどそこに価値観の共通項がないと無益な疲労感だけが残る。２０１０年１２月２７日

薬膳日々

ブラッセルからNさん、ロッテルダムからIさん家族、Oさんがみえて、昼食をとりました。 2010年１２月２６日

薬膳日々

you tubeで２本日本映画を見ておそばをみたら、大晦日のような気分になって、一年がたつのが早いなーと思った。ちょっと気がはやいですが。　２０１０年１２月２５日

薬膳日々

merry christmas

薬膳日々

オステンドにいく。Aさんのお宅から見るドーバー海峡は重く荒涼として、夏見た海とは大違いだった。窓の外は鉛が一面に敷き詰められたような無機質さで寂しい限りだった。
今日は特別冷え込みブルージュの運河も完全に凍っていた。車から降りると冷たい突風が車のドアーをはぎとるかと思われるほど揺さぶり、私のマントと帽子は舞い上がってしまった。
ジネンジョのポタージュがおいしかった。　　　　２０１０年１２月２３日

薬膳日々

ワルカ」を上手に作ってみたいとの思いでテフロン加工のフライパンを買った。そして、お湯を沸かしている上にのせ、米粉を水溶きして刷毛でぬってみるが米粉は割れてしまう。小麦粉を多くして油を入れてやってみる。うまくいった。何枚も作る。そして花びらのようにしてオーブンに入れて程よく焼いてみる。うまくできる。いろんな粉で作ってみると面白いに違いない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年１２月２２日